めざせ!チマコッピ

ロードバイクを始めて5年。この度貧脚のくせにs-works tarmacに乗り換えました。白石峠をよく走っています。2017年よりレースはヒルクライム専門になりました。

『自転車の教科書』の読書感想文

先日借りてきて読んだ本『自転車の教科書』堂城賢著の感想文です。
読書感想文は小学生の時から得意ではありませんのであしからずご容赦ください。
 
まず、この本は
確固たる自転車の乗り方をお持ちの方、
すでにレース等で結果を残されている方
ショップ等で良い指導者に出会えている方等
自転車ライフにあまり不満のない方は読む必要はないと思います。
 
逆に、
ポジションに悩やみまくっている方、
自転車に乗ると体のどこかが痛いもしくは痛む方
私のようなおじさんになってロードをはじめ大して速くない方等は
読まれる価値はあると思います。
 
この本のすべてを受け入れるべきだとか素晴らしいということが言いたいのではなく少なくとも一つの選択肢にはなるなと思いました。
 
ここからは私の話ですが、
そもそもこの本を手に取った直接的な動機は先日の東京エンデューロで著者の堂城さんが来られていて講習を行っていたのを僅かばかり聞きかじったことでした。
(レース中でしたのでほとんど聞けず)
ただ、その前からこの本の代名詞である「やまめ乗り」については雑誌等で知っていたので興味がありましたので背中を押されたという言い方が正しいと思います。
 
もともと、私は我流でロード乗っており、雑誌等から学ぶ程度の情報量しかなくポジションもあくまで自転車を購入した店でのサイジングだけで乗っていました。
 
このブロクでも書かせていただきましたが、昨年の秋ひざを痛めました。
その頃、今まであまり意識してこなかった引き足を雑誌等で学び、すごく意識して使うようになっていました。
その時はライドでご一緒させていただきましたtake-iさんのアドバイスで引き足を辞めただけで痛みは引きました。
 
またフォームには悩んでおり、よく雑誌等で載っている骨盤を立て背中を丸めて乗る
方法だと長い間その姿勢を維持できず、腰が痛くなる事象もありましたので
最近私は股関節から曲げるように乗るようにしておりました。こんなフォームを提唱されている方もいますし。
(新城選手やカンチェラーラーも股関節から曲げており背中はまっすぐです)
 
 
要は、私の場合よく言われている、引き足を使うとか背中を丸めるような乗り方は気持ちよくないのです。
 
長々と書きてきましたが、やっとここからが感想文です。
 
まず、本書は今までの自転車の乗り方論に比べ、論理的であるという印象を受けました。
時々飛躍かなと思うところもありますが、なぜこうするのかがしっかり書かれています。
少なくともなぜ「背中を丸めて乗るのか」とか「引き足を使うべきだ」という論理よりは遥かに理にかなっているように感じます。
 
また、やまめの乗り方はすごく奇をてらった乗り方であるいう先入観を持たれている人もいるかと思いますが、
そういう意味ではよく言われていることや雑誌等で書かれていることとは真逆のことが書かれているます。
骨盤は立てない、背中は丸めない、引き足は使わない、ペダルは踏まない等・・・。
 
ただ、この言葉だけを聞くととても異質に感じると思いますが、きわめて普通のことが書かれています。
自転車(ロード)という特殊な世界の中で普通が普通ではなくなっているようにも思えます。
筆者はプロのMTBライダーであったのでロードはMTBとは違うという先入観もあるのかもしれませんね。
そして、きわめて普通のことが書かれていますので、読んですぐにすべてができるわけでもなく魔法をかけてくれるわけでもありません。
 
筆者はプロのMTBライダー時代、ツ−ナイナー(29インチ)を日本に広めた人です。
その時も、29インチなんて・・・という中傷を受けたそうですが、今は29インチもかなり広まっていますよね。
そういう意味では良いものを良いと論理的に言える方なんだと思います。
 
改めてですが、この方法がすべていいとか今までが間違っているとか言うつもりはありません。
(正確に言うと私には何が正解かわかりません)
人それぞれの考え方があると思いますし、野球のピッチャーのフォームなんかも全然違いますよね。
 
ただ、私は今までできなかったことをやらなくてよいと言われたのでかなり気が楽になったのは事実ですし、
少なくとも今まで言われていたことでうまくいかなかった人や体に痛みを感じている人にはヒントになると思います。
 
一読の価値はありますよ。